ドクターショッピング
今、手に気がかりな症状が出ています。まずはあれこれ情報を仕入れて、この病気ではないかと素人の自己診断でますます不安が掻き立てられました。
検索はどんどんディープになり、専門医にたどり着きました。意外に近くにある! 見てもらう病院を見つけただけで、治療が終わった気分でした。
善は急げ。行きました。すると、その専門医(仮にB先生)は、「これは治療しても同じことの繰り返しになるから、何もできない。このまま放っておくしかない」と。ああそうですか、、、。まあ、専門医がそういうんだから、そうなんでしょうね。半ば納得して専門医の言う通り、放っておきました。
1か月が過ぎ、2か月が過ぎ、ますますひどくなってきました。このままだと生活にも支障がでそうです。とにかく、レントゲンもお薬もなかったので、逆に軽く受け止めていました。しかし、もう、我慢ができません。
先日、もう、堪らず、A総合病院へ。以前にB病院で見てもらい、このままにしておくしかないと言われたことを話しました。すると、どうでしょう。A総合病院の先生曰く、「B先生はとくに、、、あの、(この症状に関しては専門領域ではなく)普通の先生ですね」と。
結構ダメージを受けました。さらに、「これは組織の検査をしないと先の治療が決められないので、手術になります」と言われて、もうかなりのショック。「手術は痛いのですか?」「はい。痛いです」「切った後、回復するのにどれぐらいかかりますか?」「2週間です」
A総合病院とB病院では、全く私の手の症状に対してどのような治療をしていくのか、判断が違います。
B病院から紹介状をもらった、きちんとしたセカンド・オピニオンではありません。B病院は学会のHPに専門医として挙がっていた病院でした。先生の診察の仕方は簡単で、結論もあっけなかったのですが、それがかえって大したことはないという安心につながり、ひどくなるまで我慢してしまいました。
手術は嫌だ!!! このA総合病院の方針に任せてもいいのかしら、、、、、。
ちょっと疑心暗鬼。そうだ、C総合病院で見てもらおうかな。一日中、考えています。納得行くまで、病院を探そうかな。このままだと、ドクターショッピングの状態に陥りそうです。うーーーん。
ドクター・ショッピング―なぜ次々と医者を変えるのか (新潮新書)
- 作者: 小野繁
- 出版社/メーカー: 新潮社
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