ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」にのめり込むことができるだろうか!?第6話

久しぶりに、放送時間通りに観ることができました。

 

第5話の感想もまとめてみたいのですが、まずは観終わったばかりの第6話について、思ったことを簡単に書いてみます。

 

気になったところは、

・地球に行くことを初めて知ったアトラが、まず心配したのは、服装のことでした。「おしゃれな服持ってないし…」着ているままの服だと地球で田舎者だと思われると言っていました。アトラは、歳相応の一般的な火星の女の子というキャラクターです。ちっちゃくてほわっとして可愛い女の子。癒し系ですね。

 

・三日月は文字が読めないし、書けないけれども、バルバトスは「勘」で動かしていることがわかりました。ここにいる子どもたちのほとんどが、読み書きができない環境にいる設定だろうとは想像していましたが、ストーリーの中で、文字を覚えることの意義とそのことが個人の未来を明るくするものであることを、主人公の三日月にきちんと語らせたことで読み書きの大切さが伝わりました。クーデリアが読み書きの勉強を教えると言った時に、三日月が素直に応じた背景に、三日月の将来の夢があります。「いろんな本とか読めるようになる」・・・ビスケットのおばあちゃんの農場のような畑づくりをするために、文字を覚えて、それに関係する本を読みたいとオルガに語ります。その前に伏線があり、MSの整備をするためにも文字が読めないといけないと痛感しています。

 

文字を練習するシーンで細かな描写がありました。三日月の文字が、鏡文字・・・鏡文字について、まとめ記事があります。

鏡文字は、子どもが文字を習い始めた頃に見られます。このシーンでは、三日月は小さな子どもたちに鏡文字を指摘されました。この場面にはどんな意味があるのかしら? まとめ 記事によると、鏡文字は、「基本は、目からはいってきた情報が右脳でイメージされて、左脳で解釈されそれを文字として書くのですが、左脳が発達していない子供は、そのイメージされた文字その物を書くので鏡文字になるとか。」と説明されています。

 

三日月は、右脳派人間なのか・・・

右脳の主な働きとは五感で感じることの出来る感覚や、目で見えたままにプラスして感じたままのイメージを直感的あるいは総合的に認識・判断することで物事を感覚的に捉えます。〈中略〉左脳が言語脳や理論脳と言われるのに対して、イメージの脳、芸術の脳とも呼ばれています。したがってインスピレーションなどは右脳の働きによってひらめくのです。〈中略〉右脳の記憶容量は左脳に比べても大きく、様々なデーターを多量に保存しておくことが出来ます。そして必要と判断すると、無意識のうちに記憶の引き出しからそのデーターを呼び出してくるのです

右脳の働きと効果! 右脳を鍛える

三日月がマニュアルを読まないでもバルバトスが動かせる理由や第5話で見せたバルバトスの機動性の高さの裏付けかもしれません。

 

・オルガが強いリーダーシップ、男気を発揮しているのは、三日月の目の影響であったことが語られます。これまで、オルガの言う事に何も疑問を感じないで、冷徹に戦う三日月に対して、それでいいのかと少々突っ込みたくなったシーンもありました。相互の信頼関係があることは重々わかりつつも、今回は、オルガの方から、三日月の存在が彼を動かす源であると知らされました。それは、ビスケットが、無理に前に進もうとしているように見えるオルガに、急ぎすぎているのではとアドバイスをした、そのやりとりで示されます。

 

「見られているからだ、振り返るとそこにいつもあいつの目があるんだ・・・、すげえよ、ミカは…強くてクールで度胸もある」と、オルガは三日月の全てを認めています。

 

「その三日月が俺に聞いてくるんだ」とオルガはビスケットに言います。

 

ねえ、次はどうすればいい!? オルガ

 

三日月の、その強い目力、決めゼリフにオルガは動かされています。

 

あの目は裏切れねえ。あの目に映る俺は、いつだって最高にイキがって、カッコいい、オルガ・イツカでなきゃいけないんだ

 

機動戦士ガンダム00」でロックオン・ストラトスが人気であったように、頼れる兄貴肌のオルガに、男性を中心としてもう相当なファンがいるのではないでしょうか!?

 

・登場した頃から、何となく影のあるフミタン・アドモス。フミタン・・・いつも「00」のティエリア・アーデと姿を重ねてしまいます。

 

f:id:naorhythm:20151108184531p:plain      ガンダムデュエルカンパニー 第2弾/GN-DC02 PL_015/R3/ティエリア・アーデ/ソレスタルビーイング

 

危機に直面したときの対応や通信オペレーターとしてすぐにこなせる能力の持ち主です。あなた、ただのメイドではありませんね。終わりがけに、ちょっとした表情の変化が観ているものにくすぶった印象を与えます。もしかして、あなた、ギャラルホルンの人なの!?なんてね。

 

 

第5話は、個人的に大好きなMS戦でした。ただやみくもにMSの性能をひけらかしたものではなく、言葉を添えながらの駆け引きも面白かったと思います。バルバトスの動きが、忍者のような素早さにちょっと面食らいました。第6話まで終了して、話数ごとに「動」と「静」がはっきりしているように見えます。第5話は「動」で、第6話は「静」・・・。

 

キャラクターも個人的に好ましく、クーデリアのポニテもかわいいし、メイクがしっかりめであるのもお嬢様の雰囲気に合っています。ギャラルホルンの3人衆、マクギリス、ガエリオ、アインも魅力的です。

 

ひょっとしたら、のめり込むかも、しれません。