羽生結弦選手は手術。尿膜管遺残症。
まだ20歳になったばかりのアスリートに、こんなに次から次からアクシデントが続くのは、なぜでしょう。
どこまでも選ばれし人であるのが、このような場合には酷です。
羽生 尿膜管遺残症で手術(2014年12月30日(火)掲載) - Yahoo!ニュース
「尿膜管遺残症」という病名は聞いたことがありません。いろいろと検索すると、
・自然に閉鎖されるといわれる尿膜管だが、成人の約2%に尿膜管遺残症を認めるとの報告がある。
・無症状で経過することもあるが、臍からの尿の漏出・臍周囲の炎症・腹痛などが出現する。・思春期から成人期に初めて症状が出現する症例も少なくない。
・感染が悪化すると腹膜炎になることがある。
・診断にはMRI検査(磁力をつかった画像診断)が有用。
・治療は手術が基本。開腹して尿膜管を摘出するため手術には入院して全身麻酔が必要。
何か世間で騒がれているように、2次元の主人公のごとく、与えられた試練を次々と克服していく羽生選手ですが、自分の行動や能力以外のことで受け取らなければならないことがあまりにも過酷です。
小説にもあるように、理由もわからずに押し付けられたものを黙って受け取っていくのが"生き物のさだめ"だとしたら、羽生選手の場合は、苦しみを受け止めたあとは喜びがくると決まっています。
これまでも羽生選手について語られる時、スケートにまつわる、つらいエピソードも加わって、ドラマ性が増していました。何かを背負っているとしか考えられない羽生選手…。
さまざまな大会で優勝する度に、大好きなスケートができることがうれしいと答えていらっしゃったことから、困難を克服する背景は以外にもシンプルで、「スケートが大好き」、これだけかもしれません。
「好きこそものの上手なれ」そうか、そうですね。好きなことだから、のめり込んで、どんどん知りたくなって、上手くなりたくなって、努力を惜しまない、それが自然。
年の瀬に、来年を支える言葉が見つかりました。
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