「月曜から夜ふかし」『チコタン』が頭から離れなくて、眠りが浅くなった・・・
衝撃でした。この児童向けの合唱曲・・・「チコタン」の結末が、とんでもなく予想外で、心が痛みます。以前から話題だったようです。
youtubeは、どんな要求にも答えてくれます。ありました、チコタン。
さらに、iTunesでも。
番組では、作詞をした方に、どのような思いでこの歌を作ったか、インタビューをしていました。
子どもたちが、子どもの遊び場を奪われたことに対して…子どもの代弁
1960年代、日本は高度成長期。道路の整備が急ピッチで進み、自動車の増加、それにともなう交通事故の増加、「交通戦争」とも言われる時代が背景です。
「チコタン」は、大阪弁の科白調の歌で、かなり迫力があります。作詞は蓬莱泰三さん、作曲は南安雄さん。他にも、歌うのも聞くのもつらくなるような児童合唱曲がいくつかあります。
「人殺しの子」という歌詞がつらい。お酒を飲んで、事故を起こしたお父さん・・・
"いじめ"をテーマにした歌もあります。
ズンチャッチャ、ズンチャッチャ・・・、ブチャベロン!ピアノの伴奏で始まります。まず、「覚えてろ、ベロン」という男の子の歌声。・・・「いじめっ子の馬鹿野郎!」「いいつけてやる!」中盤では、「どうしてなんだ、ベロン」「ぼくばかりいじめるんだ、ベロン」「復讐してやるから、ベロン」
検索を続けていけばいくほど、歌詞や曲調の影響だけではなく、これらの合唱曲が作られて40年以上経った今も、同じようなことが続いていると思うと、憂鬱になります。