生まれる瞬間の記憶って!?『誕生を記憶する子どもたち』
今週のお題「一番古い記憶」
一番古い記憶・・・このお題を見て、『誕生を記憶する子どもたち』という本を思い出しました。
- 作者: デーヴィッドチェンバレン,David Chamberlain,デーヴィッドチェンバレン,片山陽子
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 1991/03
- メディア: 単行本
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手元に本がないので、ざっくりになりますが、子どもたちの中に、お母さんのお腹にいた頃の記憶や生まれてくる時の記憶が残っているという内容だったと思います。新生児の能力について述べています。
検索すると、この本の内容に基づくテレビ番組がyoutubeにありました。今更ながらyoutubeって何でもあるんだと驚いてしまいました。関口宏さんがMCをしている「ワンダーゾーン」という番組です。
誕生の記憶 Memories inside the womb & Birth memory ...
テーマは、「誕生の記憶 あかちゃんは知っている」 その冒頭で紹介されていたことは・・・
・ゆうこちゃんは、誰にも教わらないのに、「ユーモレスク」をバイオリンで突然弾いた。ゆうこちゃんがお母さんのお腹にいる時、お兄ちゃんがユーモレスクを弾いていたのを覚えていたのではないか。
・会話をするだけで逆子が治る。
・三島由紀夫は自叙伝と言われている『仮面の告白』の中で、自らの誕生の記憶について書き記している。
私には一つだけありありと自分の目で見たとしか思われないところがあった。産湯をつかわされた盥のふちのところである。おろしたてのさわやかな木肌の盥で、内側から見るとほんのり光が射していた
番組中、複数の子どもたちにインタビューをしていますが、覚えています。生まれるその時のこと、出産前のこと…
誕生の記憶は、大きくなるといろいろな情報が入ってくるので、だいたい4歳ぐらいまでと言われていますが、実は忘れているわけではなく、大人になっても心の憶測に沈んでいるのだそうです。出産前の胎児に、お母さんの気持ちやイメージが流れ込む・・・もしも、望まれていなかった誕生ならば、出生時に傷ついた思いがその後の人生に影響を与えていることもある・・・
この本のことをすっかり忘れていました。・・・もし、誕生前の記憶があるとすれば、それはその人にとって一番古い記憶ですね。それがお母さんの感情をストレートに受けるのであれば、お母さんがHappyじゃないと子どもの誕生の記憶に影を落とすことにもなりかねません。
本当かしら…自分では確かめるすべがありません。今自分に3,4歳ぐらいの子どもがいたらな…聞いてみたい気もします。