秋元康✕古舘伊知郎、らしい言葉が面白かった。
報道ステーションで、秋元康さんと古舘伊知郎さんが対談をしていました。仲、良かったのね。20年前、NYで遊んだ時のことを二人が語っています。
報道に移ったから、一切を捨てて「出家」したと語った、古舘さん。
NYで「川の流れのように」を作った、秋元さん。
紅白の司会で、”歌う魚群探知機、鳥羽一郎さん”と紹介した、古舘さん。
”音速の貴公子”とアイルトン・セナをネーミングをした、古舘さん。
その日の報道ステーションを見て復習する、古舘さん。
目撃したことが頭に残っていると放送作家さんだった、秋元さん。
古舘さん、能弁です。報道に移る前のように、活き活きと話す様子を見て、こっちの方がやっぱり楽しいんじゃないのと思ってしまいます。逆に、報道に対して、ストイックであることが伝わります。
二人のかつての交遊から、いろいろ面白い言葉が出てきます。例えば、格闘技の技の名前、「膝もずく」「逆さ白子」。古舘さんのテリトリーです。
「第1号議案」という言葉がお気に入りの秋元さん。「恋の第一号議案」と言葉が出ていましたが、「恋の…」は禁じ手と話す、秋元さん。考えているのは、「割りばしと第1号議案」…。
テレビの原点は、何かまがまがしいものがあるんじゃないかってものだと、秋元さん。
「まがまがしい」このような言葉も、滅多に聞かなくなりました。
たまたまつけていたTVから、ちょっとだけでしたが、クスッと笑える楽しい会話が聞けました。「まがまがしい」ニュースが夜に伝えられると、気が滅入るし、考え込むし…。毎回毎回、クスっと笑えるコーナーがあれば、ええのになあ。
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