羽生結弦選手はあと2.7点で満点でした。
フィギュアスケートグランプリファイナル男子SPは、TV映像はすでに結果がわかってから観るので、ドキドキ感は半減します。
でも、実況アナウンサーやスペインの現地で取材している松岡修造さんと織田信成さんは、ライブ感を伝えてくれます。
自分に打ち勝ちました!
羽生結弦 110.95!
羽生結弦選手は今回も世界最高得点、自己ベストです。でも、まだまだ満足ではありません。
ステップがレベル4取れてないので。一つ一つの要素を完璧に。
そんな羽生結弦選手に、松岡修造さんは、このように称賛しました。
自分越え、おめでとう!
さらに、松岡修造さんは織田信成さんに、「満点」はあるのか、問いかけます。
満点は存在します
フィギュアスケートで、「満点」!?
得点は、基礎点、出来栄え点、演技構成点で構成されています。このごろは、フィギュアスケートに関する用語や採点方法、演技構成、得点などは、すぐ見ることができます。ファンならずとも知り得る情報です。
織田信成さんは「満点なんて無意味なんです!」と即答していました。その背景には、それがどれだけ程遠く、無理なことであるかをご存知だからですね。
しかし、羽生結弦選手は、それをも達成できるところまできているようです。
織田信成さんの解説で、羽生結弦選手が、あり得ない「満点」に迫る演技に近づいていることがわかります。
羽生結弦選手のSPの満点は、113.65
〇基礎点 48.05
〇出来栄え点 15.60
〇演技構成点 50.00
今回の得点は、110.95
〇基礎点 47.45
〇出来栄え点 14.36
〇演技構成点 49.14
あと2.7で満点! 同じ舞台で活躍した織田信成さんによる解説で、世界最高得点を更新しながらも、ステップがレベル3だったことを反省点にあげる羽生結弦選手の言葉に深い意味を知らされます。
羽生結弦選手のフリーの点数の満点は、228.49点。NHK杯の得点は、216.07点。その差は12.42点。
昨年のアクシデント、それ以降、何かと物議を醸しながら、グランプリファイナル2連覇達成。それがあるからこその史上初の3連覇となるわけです。
「血の滲むような努力」は一つ一つのエレメンツを完璧なものにするため・・・
次元の違うところに到達しようとしている羽生結弦選手に魅了されっぱなしです。