新婚期の若い夫婦の古典的な姿が「結婚っていいものよ」って伝えてる「マッサン」
NHKの朝ドラを観るようになったのは、「あまちゃん」が面白いとうわさになってからです。テンポがよくて飽きなかったな。あまロスが心配でしたが、「ごちそうさん」も食べ物やお着物、ちょっと偏屈な相手役キャラが楽しませてくれました。「花子とアン」は『赤毛のアン』に魅せられたことがないので、興味がなかったのですが、吉高さんいい!といううわさで観るようになりました。次は初の外国人ヒロイン、「マッサン」。「マッサン」って何。「マッサン」ってなんか泥臭いわ。観やんとこ。
で、いつものように面白いでぇ~といううわさ。
4作とも1話からは観ていません。世間の評判で次の週あたりから視聴します。どれも前作の高視聴率と比較されてスタートしていますが、どれも落ち込まず、朝8時が定着した感じです。
ストーリーがそれぞれ違うのは当たり前ですが、「あまちゃん」から後の3作は、同じに思える時があります。「結婚」ってこんなにいいのよ、あれこれあるけれど。夫婦の仲の良い様子が頻繁に出てきて知らず知らずの間に暗示にかけているのではないか……。
今日はエリーのやきもち。ちょっと演出がベタすぎていただけませんが、「男は仕事がうまくいっているときほどきぃつけなあかん」などと隣人が吐くセリフは、自信を持って「マッサン、浮気なんかしません!」と言い放つエリーの胸に、黒い点を落とします。
お弁当を持って、様子を見にいったエリー。わっ、マッサンとゆうこさんが……
「私の前で元気ない、アイラブユーがない、ハグない」とぶちまけるエリーにゆうこさんは「しんどい時でも他人の前では元気にしなあかん。元気のない姿を見せられるのはエリーだけ」みたいなことを言っていました。
つまり、マッサンが甘えられるのはエリーだけなのよってことですね。"Everything is all right."
「マッサン」は週のタイトルがことわざであるのも気に入っています。でも、マッサンとエリーの新婚さんぶりは「結婚はいいものだ運動」のように見えていささか疲れます。それより、ゆうこさんのいけずのあとの、説得力のある話しっぷりやしっかり者の言動に魅力を感じてます。物語はゆうこさんのお見合い話からです。
明日も観ます。
連続テレビ小説 マッサン Part1 (NHKドラマ・ガイド)
- 作者: NHK出版,羽原大介,NHKドラマ制作班
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/09/25
- メディア: ムック
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