ドラマ「時かけ」、ケン・ソゴルという名前が呪文のようです。
「時をかける少女」は、何度も映画化されたり、ドラマ化されていますが、きちんと観たことがありません。原作は筒井康隆さんの小説ですが、これまで手に取ることはありませんでした。
何気なくつけっぱなしにしていたテレビ。初めからは観ていたわけではなく、ちょうど女子高校生が未来にタイムリープしていたシーンでした。火事が起こることを知った彼女は現在に戻り、予告を動画にUPして注目を浴びます。アイドルになりたい思いを叶えたかのように見えましたが、なぜ火事が起こることを知っていたのか、放火の犯人ではないかと警察で問い詰められ、結局は自分はアイドルには向いていない、普通のままがいいと悟ります。
ドラマは進み、内容は幼なじみの二人の男子高校生との微妙な関係の描写が中心となっていました。これが「時かけ」のメインストーリーですかね!?
面白いのか面白くないのか、どうも私の感情は揺さぶられません。ドラマ視聴後、あれこれ、ネットで見てみました。
今作では主人公の少女側だけでなく未来からやってくる少年側のから見た視点も深く丁寧に描くという。
いよいよ今夜!黒島結菜×菊池風磨…新たな視点で描かれる青春SF「時をかける少女」 (cinemacafe.net) - Yahoo!ニュース
ということは、原作を読み、これまで映像化されたものを見て、このドラマを観たならば、「時かけ」が丸ごとごっそり理解できる、、、、、。
原作は1967年発表の小説です。今の時代でも全く古さを感じさせず、何度かの映像化でも、まだまだ描くことができる深みのある作品だということでしょうか。初めてこの小説を読んでみようという気になりました。
未来人のケン・ソゴル!? 「ケン・ソゴル」を今回は菊池風磨さんが演じています。ケン・ソゴル。響きが耳に残ります。「ケン・ソゴル」で検索をしていたら、この方に出会いました。
1972年にNHKでドラマ化された「時かけ」。その時は「タイム・トラベラー」という題名ですね。主人公たちがとても大人に見えます。ケン・ソゴル役の木下清さんがすっきりしたお顔で、どことなく影がありそうな感じに魅かれます。DVDは最終回のものだけが辛うじてあるようで、ドラマの全容を知ることはできないのが残念です。
7月の残りは、小説を読みながら、原田知世さんの映画や細田守監督のアニメ映画を観て、土曜のドラマも観て、「時かけ」にふけってみます。