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ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

「デート~恋とはどんなものかしら~」に悩まされています。依子さんの願いは「世界平和」

第6話。やっと録画を観終わりました。

 

これまで気づかなかった巧さんのお部屋。窓に「我は高等遊民」の張り紙が貼ってありました。壁の棚にはトイ・ストーリーのおもちゃ…結構かわいいレトロな感じが居心地よさそうです。

 

1月3日に依子さんの実家に行くことになった巧さん。入念に依子さんとお父さんと親族に気に入られるための対策会議を開きます。

 

依子さんちのお正月行事は、1つ目が、参加者全員が昨年の総括と今年の抱負を述べるというもの。2つ目が、百人一首をするというもの。昭和の日本のお正月風景のよう…。

 

対策会議は巧さんの家で開かれましたが、巧さん側の気になっていることは、巧さんをどのように家族に紹介しているのかということでした。

 

依子さんは正確にこのように紹介していました。

35歳の健康体でありながら、労働を拒否し、母親に扶養されてつつ、読書や映画鑑賞などをして日々を送る高等遊民を自称する若年無業者

 

ほんと、お見事。

 

番組が始まって14分を過ぎたころ、「番組をインターネットに許諾なく公開することは違法です」と静止テロップが…へえ、初めて見ました。アップされていることを番組側もキャッチしているのでしょう。あまりにも多いのかしら。話題作の別の面での悩みです。

 

さてさて、巧さんはことごとく、見事にやらかします。1つ目、総括と抱負はワンピースを持ち出しても、もちろん親族には伝わりません。2つ目、百人一首も依子さん側が巧さんの想定外のレベルの高さに問題外。

 

対策の3つ目はお雑煮でした。ライバルの鷲尾君もこの恒例行事に参加しており、スマートさを猛烈にアピールしています。お雑煮もみんなに絶賛され、依子さんのおばさまに気に入られます。巧さんは「人生は地獄よりも地獄的である by芥川龍之介」と思わず言いたくなるような失敗の連続…と思いきや、番組はうまく出来ている…

 

依子さんのお父さんに連れ出された巧さんは、依子さんと亡くなった母親とのエピソードを知ります。

 

母親が亡くなった時、悲嘆に暮れる父親に、「万物はすべて粒子でできている。その人を形作っていた粒子が、気体という姿に変形することにすぎない。お母さんの粒子は存在し続ける」と彼女なりの母親の死についての理解を語ります。(だから、依子さんには当たり前のようにお母さんが見えるのですね。納得)

 

努力を重ねても、自分が数学者としての母親には及ばないことを自覚した依子さんは、国家公務員になり、母親の願いでもある"普通の女の子"としての結婚を目指します。

 

お父さんはもうあの子が傷つくのは見たくない、好きで結婚するのでないのならば、消えてくれと巧さんに告げます。立ち去ろうとする巧さんに、依子さんが登場。「私は努力を無駄にすることを良しとしません」と語り、再度お雑煮作りを促します。

 

これまたお雑煮も、母親との思い出です。母親は、お雑煮のレシピノートを残していました。正確な分量を数字で残し、そのまま作れば、母親小夜子さんの味が再現できます。ガンで亡くなった最初のお正月に依子さんは小夜子さんの味を再現できました。しかし、それから1度たりとも再現できなかったのです。

 

実は父親が複雑な思いがあって、レシピの数字を改ざんしていたのですが、一度覚えた数字を依子さんが忘れるわけはありません。父親が変えた数字でお雑煮を作り続けており、お正月がくるたびに再現できないことを二人でそれぞれに心の中では納得していたのでしょう。

 

それを、巧さんは見事に再現。あっぱれ!それもそのはず、依子さんは事前練習で、小夜子さんが残した方の数字を伝授していたのです。お雑煮を食べてた父親、依子さんともども、大号泣…。依子さんが泣いた!(お料理をしている長谷川博巳さんが、イケメンぶりを隠し切れませんのよ…)

 

小夜子さんが登場し、巧さんを父親に気に入ってもらうように仕組んだと指摘します。おっ!そうか。依子さん、自分の気持ちに気づいたか!?

 

と思わせぶりで、二人は初詣へ…。

 

杏さんのお着物姿は「ごちそうさん」でもステキでした。今回は小物に目が行きます。ショールの色が素敵、ショールのピン留めがかわいい、バッグも和洋風でセンスがいい!

 

神社で絵馬を書くシーン。実は似た者同士の二人。何を書いたか、見せません。言いません。視聴者としては何て書いたの?って気になるところ…。

 

と思っていたら、番組は視聴者にだけ、教えてくれました。

 

巧さん「彼女と結婚できますように」

依子さん「世界平和」

 

ふふふ。依子さん、裏切りませんわ。一貫しているその姿勢がチャーミングなのであります。

 

侏儒の言葉・文芸的な、余りに文芸的な (岩波文庫)

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