ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

「デート~恋とはどんなものかしら~」に悩まされています。クリスマスの思い出

第4話、クリスマスをぶつけてきました。季節感を外した演出がねらいでしょうか。第3話のあとの予告でわかってはいましたけど。

 

クリスマスにまつわる依子さんと巧さんのエピソードで、二人の子供時代がわかります。

 

依子さんは昔から変わらない。少女時代を演じた子役さんが、これまた杏さんにそっくり。役を離れて、杏さんの子ども時代を彷彿させます。前髪プッツン、めがねっこで物言いまで違和感がありませんでした。

 

誰しもがいつかは知るサンタクロースの謎。依子さんは事実を述べるだけです。悪意なんてこれっぽっちもないんだから…。

 

巧さんの「高等遊民」宣言は、まあ…なんといいましょうか…一ひねり二ひねりを期待していましたが、突拍子もなくとんでもなく…という展開にはなりませんでした。どこまで「高等遊民」で引っ張っていけますかしら。

 

ちなみに、近くにいた20代大学生に「コウトウユウミン」って言葉を知ってる?と聞いたら、頭の中で変換できず、困っていました。このドラマも見てませんからね。

 

小学生のころは、かっこよくて、頭がよくて、スポーツもできて、優しくて、頼りになって…全部持ってた。何にでもなれると思っていた彼は小説家を目指します。

 

太宰にも夏目漱石にもなれない…

 

だったら、今から、小説家谷口巧になればいいのに。

 

依子さんは、なりたいものになれたのでしょうか。ドラマでは、高らかにデートであることを理由に、残業を断っていました。やっぱり、普段は残業…してますよね。

 

巧さんに「心がない」と言われました。ここは、きつかった。長谷川博己さんのセリフ回しが思いのほか迫力があって、観ている方もぐさっと刺さりました。巧さんって意外と毒を持ってます。

 

「心がない」…依子さんは人に対して誠実ですよ、巧さん。

 

恋愛感情をむき出しにしない二人が、お互いを意識していてぎこちなく近寄っていくところをチャーミングに思います。

 

でも、笑いの要素があざとくなってきたら、要注意。吉本新喜劇にはかなわないから。

 

第5話も、観ようかな。

 

欲しがらない生き方 -高等遊民のすすめ- (角川oneテーマ21 B 121)