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ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

若者の能力を引き出せ

テレビ 言葉 仕事 お題 若者 国語 

秋の夜長は読書とブログ

・10月1日(火)Eテレ「先人たちの底力 知恵泉」を初めて見ました。 テーマは若者の能力を引き出せだったのですが、なんとお手本は「夏目漱石」先生。

<知恵一>孤独な若者のタイプには → 指導者ではなく理解者であれ

漱石先生は鋭い観察で、弟子たちそれぞれの個性に合わせたアドバイスをする達人だったようです。

 

・すべての本の中で、私の絶対の一冊は『こころ』 

こころ (集英社文庫)

こころ (集英社文庫)

 

 

・ 小、中学生の時には、手元に『こころ』がありましたが、まったくの謎。高校2年生の現代文の授業で習ったときに「私」と「K」の言葉に衝撃を受け、頭から離れなくなってしまいました。

         「精神的に向上心のないものはばかだ」  

    「もっと早く死ぬべきだのになぜ今まで生きていたのだろう」

そのころは、内容について語れるほどの思考力はなく、ただただセリフのインパクトに驚くばかり。

 

・次に再会したのは、国語の教師になって、自分が授業をしたとき。教科書は私が高校で習ったところと同じ部分が掲載されていました。「私」や「K」の年齢をすこし越えて見える部分がでてきたものの、語るまでの力がなく、とりあえずスムーズに流れていく授業をするだけで精一杯だったような気がします。

 

・それから高校2年生の担当になれば『こころ』の授業。そのたびに「私」と「K」に出会い、「これはそういう意味だったのね」と気づかせてくれる、うれしい一冊となったのです。

 

・でも、2年前に授業で教えることはピリオド。最後の『こころ』は、生徒さんたちにじっくり向き合ってほしくって、高校2年生ではなく、初めて1年生からチャレンジ。やっとやりたかった授業ができたかな!?

 

・『こころ』の中の「K」は、孤独な若者でした。また、「私」も孤独な若者でした。真の理解者が不在の中で、同じ道をたどった二人。「死んだつもりで生きて行こうと決心した私の心」の寂しさは計り知れません。

 

・秋の夜長に、はてなブログに初めて投稿します。