うだるような暑さ、コンチキチンのお囃子、祇園祭りが近い。
地下鉄四条駅から地上に出て歩くとなると、酸素を取り込むだけでも、空気がもはやむ~んもやもやとしてうまく吸えそうもなく、このままでは窒息してしまいそうだから、地下道をそのまま進もう。
地下道に沿うようにある京都大丸のディスプレイに、こんなかわいいミニミニ山鉾が登場しています。いつものように、スマホでざっくり。ブレブレ、全体像を映しきれませんでした。
ほんとは、鉾の中でも特別な(山鉾巡行の先頭を行く、生稚児が乗る)長刀鉾を映したかったのですが、ガラス越しでなんだか謎の光が入ってしまいました。右から、芦刈山、油天神山、綾傘鉾、霰天神山、岩戸山、占出山。それぞれの山鉾の説明書きもありました。ただ、このミニチュアにはお値段もついています。売り物でした。
途中から、どうしても地上に出なければならないので、勇気を出して上へ。もう、もう、うだる。
信号赤ですよ。待ってる間も、うだる。そんな中、どこからともなくお囃子。暑いけど、いいなあ。気がお囃子のほうに一瞬向きます。祇園祭のお囃子についての解説動画がありました。
祇園祭2012 音で楽しむ!祇園祭~コンチキチン の秘密に迫る~ - YouTube
笛は耳コピーで伝承されている
昔から奏でられている音色。昔から…人が努力して残しているものに、感動します。今年はめっちゃ久しぶりに宵宵山、宵山に行こうか。2年前に誂えた浴衣も、まだ一度も着てへんやん。人ごみは嫌なんやけど。
しかし、うだる。倒れそう。お囃子途切れたし。もう、一歩も歩けへんやん。もう、もう。四条通、わざわざ広げられた歩道やけど、すでに人でびっしりやん。怒りにも似た感情がふつふつ。
つい最近も「トラベル・アンド・レジャー」で、ワールドベストシティ1位に京都が選ばれ、話題になりました。7月、夏、こんなに湿気を含んで、肌にくっつく暑さは、海外に伝えられてるのかしら。
通りにミストを!氷柱を!夜はもうビールぷはーしかない。京都限定キリンビール1947ってまだ飲めるのかな!?今日は、あまりにもうだるような暑さなので、遊びでここにきたんじゃない、ということをもう忘れてしまっていいでしょ!?