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ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

昔の仕事を思い出して:センター試験が終わったあとは、悲喜こもごもでした。

教育・教師

センター試験の点数を公開したLJKがちょっと話題です。


センター試験を終えたLJKが自己採点を公開、ネットで助言求める -【はてなの風景25】 - はてなニュース

 

センターを受けるまで、阪大の基礎工が第1志望だったようですね。

 

国語 150 英語筆記 182 リスニング 46 地理 82  IA 100  IIB 93 

物理 100 化学 100 合計 807/900

担任も塾の先生も京大工学部か東大理Iを受けるよう勧めてきます。京大工学部も東大理Iも筆記模試でA判定は出たことがありません。だいたいB判定です

 

かつての経験から、私が受け持った生徒さんと仮定して、どのようにアドバイスをしてきたか、ちょっとだけ再現してみます。

 

まず、バンザイとコンパスを使って、センターの点数と直近の記述模試の得点を入力すれば、ドッキング判定がでます。ボーダーの予想もでます。(LJKさんの場合はセンターの得点と筆記の判定だけでは、判断が難しいです。)これまでの記述模試に点数の高い回と低い回が(きっと模試を何度も受けているはずなのでこれまでのデータを見ます)交互に現れる波型ならば、要注意です。不安定要素です。一定ならば直近の記述に信頼性があります。希望校を結構な数で判定してくれるので、自分の条件にあうところを検索することができます。家から通えるところがいいから大学のある場所を限定して検索することも、もちろん一番判定のよい(同じA判定でもセンターが終わった段階で、同じ希望者が何人いて、自分は上から何番目またはどのぐらいのブロックにいるかわかります。)ところの検索もできます。

 

次に、記述(2次)にどれくらい対応できるかどうか、阪大と京大と東大の過去問を解いて感触を試すようにいいます。阪大は対応してきたかもしれません。(阪大模試を受けていますよね)大学によって2次試験はカラーが全く違います。同じ偏差値、同じボーダーでも。そして、代ゼミの冊子で昨年、一昨年の合格最低点を見ます。2次の配点によって、センターでは逃げ切れず、逆転現象が起きるからです。ちなみに超難関大学は2次の配点が高く、2次勝負の傾向です。2次問題について、タッチのいいのはどこか。過去問を解くことは大事です。

 

点数は決め手になるようで、実は点数だけで判断することはできません。A判は80%、B判定は予備校によっていろいろあるのですが、60%だったり50%だったり…100%ではありません。▲Eはほぼ可能性はないに限りなく近いと経験上思われますが。しかも全国のセンター受験生が同じようなデータを使って志望校を絞ってきます。判定が悪ければ取り下げて安全策を取って、その下のランクの大学の上位層にまわることも考えられます。上の層が抜けるか下の層が抜けるか、いずれにしても「読み」が必要です。

 

でも、「点数」と「読み」…これらは決定打ではありません。

 

センターまでにおそらくなぜ阪大基礎工を志望校としてきたか、経緯があるはずです。選んだ理由に何かしらの執着や意地がなければ、変わる可能性があります。例えば、本当は京大に行きたかったけれども、そこまでの実力がない、手が届かないと思っていたので、阪大にしていました…。◯◯が夢だから、どうしても阪大基礎工に行きたい!…最後は、自分自身に再度語りかけて答えを得ることです。

なぜ、そこを志望するのか

 

シンプルです。この問いに他人は入ってはいけません。どんな理由でも当人にとってそれがその大学を選ぶ理由です。

 

その結果、せっかくの受験だから、第1志望を貫くという生徒さんもいたし、せっかく思いのほか高得点だったから、力を試したいという生徒さんもいたし…。

 

以上の話は、もう現場を離れていますので、すでに古びたアドバイスになっているかもしれません。「昔取った杵柄」は通用しないと思いつつ、ついついべらべらと…

 

受験生のみなさん、どうぞ悔いのない受験をなさってください。

 

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