「アメトーーク」読書芸人、又吉さん、光浦さん、若林さんのお薦め本
6/18夜、たまたまつけていたテレビから、注目していた又吉さんが出ていたので、何の番組?と思っていたら、「アメトーーク」でした。読書芸人さんと呼ばれるお三方が、お薦め本を紹介してくれるのね。基本、10冊ということでしたが、又吉さんは13冊。ほんとはもっと紹介したい本、あるのではと推察しつつ、どのような本がでてくるか、番組を追いました。
これを書いている間に、又吉さんが、今年前半の芥川賞候補になったとのニュース。彼は作家さんだ。
ピース又吉さんのお薦め13冊
『香水 』 パトリックジュースキント
『長嶋少年』 ねじめ正一
『笑うな』 筒井康隆
『月の砂漠をさばさばと』 北村薫
『赤頭巾ちゃん気をつけて』 庄司薫
『熊野曼荼羅』 堀本裕樹
『庶民列伝』 深沢七郎
『漁港の肉子ちゃん』 西加奈子
『こちらあみ子』 今村夏子
光浦靖子さんのお薦め10冊
『ふくわらい』 西加奈子
『自分を好きになる方法』 本谷有希子
『グロテスク』 桐野夏生
『ノラや』 内田百閒
『八日目の蝉』 角田光代
『不道徳教育講座』 三島由紀夫
『日本探偵小説全集』 夢野久作
『 わが性と生』 瀬戸内寂聴
若林さんお薦め10冊
『教団X』 中村文則
『私とは何かー「個人」から「分人」へ』 平野啓一郎
『強く生きる言葉』 岡本太郎
『何者』 朝井リョウ
『すべて真夜中の恋人たち』 川上未映子
『映画小説集』 村上龍
『夢を与える』 綿矢りさ
『教養としてのプロレス』 プチ鹿島
本の装丁を見るだけでも楽しい。
3人に共通で選ばれた作家さんは、西加奈子さん。若林さんは、「30代のくずを救えるのは西加奈子さん」とおっしゃってました。さらに、「お薦めの本と言われて、肛門を見せてっていわれるぐらい恥ずかしいことだ」とも。
確かに。自分の嗜好を他人に知られることになってしまうな…。さらけだしたくない部分。肛門になるか、何になるかは人によってたとえが違うとは思いますが…。
これだけのお薦め本の中で、読んだことがあるのは、2冊のみ。
紀伊國屋書店新宿本店では、今回のお薦め本の特設コーナーがあるそうです。お天気がぐずぐずだけど、行ってみようか…。