たまたま観ていた「AKB48総選挙」に驚きました。
驚いたのは、選挙の結果ではなく、順位発表後のみなさんのパフォーマンスです。
その1、礼儀正しい。
みなさんが、きちんと「ありがとうございました」と言ってから、深々とお辞儀をされていました。その姿勢はどなたも美しく見えました。
その2、「1位」にこだわる理由に芯がある。
なぜ、1位になりたいか…「自分が引っ張っていく」その心意気に感心しました。
その3、自分をさらけ出したコメントができる。
泣きながら、つまりながら、悔しがりながら、微笑みながら、自分の言葉で語るそれぞれのメンバーのコメントは、聞かせる力がありました。
194,049票、1位、指原莉乃さん。自分はかなり特殊な存在だとおっしゃってます。「指原莉乃」をやり通すことに決めたとも。ブスで貧乳で…開き直って、スキャンダルからの大逆転で2年前は1位だったと…。「いじめられて引きこもりになっているみなさん…」と呼びかけていらっしゃいます。選挙を見守っている芸能人の方々がいて、その中で宮根さんは、「こんな自虐的に言う1位…」とつぶやき…。指原さん、今度は「全国の落ちこぼれのみなさん…」と呼びかけていらっしゃいます。
なんだか楽しいイベントになっています。
ちょっと前、年齢、男女、地域に関係なく、こぞって「〇〇48」というグループ名が乱立していました。過去の話題ですが、政府も「AKB48」の力を借りています。
トビタテ!フォーチュンクッキー 留学JAPANバージョン / AKB48[公式] - YouTube
これは、前から気になっていました。
さらに、AKB48が音楽と英語の教科書に登場すると、文科省初等中等教育局教科書課が発表した、という記事です。
音楽は音楽I「音楽I Tutti」(教育出版)、英語はコミュニケーション英語Ⅰ「ENGLISH NOW Ⅰ」(開隆堂)です。
各メディアが、早速、今回の総選挙の結果について伝えています。
指原さんが前回1位の時、センターで歌ったのが、「恋チュン」だったので、今回、「恋チュン2」を希望ということも伝えています。
AKB48やこの総選挙について、何かを語るほどの思い入れや特別な関心はなかったのですが、だからこそ、フラットな状態で観た、上位10人のメンバーの語りや振る舞いにちょっと驚いたのでした。