ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

「デート~恋とはどんなものかしら~」に悩まされています。第3話

月曜日の9時、依子さんは帰宅できているのでしょうか?疑問です。

 

依子さんは、東京大学大学院数理科学研究科で数理モデルのマクロ経済への応用を研究していました。さらにミレニアム問題解明の研究に没頭し、現在は内閣府経済総合研究所に勤務しているマクロ経済の動向予想のエキスパート…という設定です。

 

まだ29歳です。社会人としてのキャリアは、ストレートに考えて、院を出て修士なら5年目、博士なら2年目。9時に帰れます?5年目ならば、仕事がわかりかけて面白くなり始めたころ、2年目ならば、まだこなれない時期ではないでしょうかね。

 

現実的に考えちゃいかん、いかん。これはドラマなのだからね。

 

しかしですね、依子さんや巧さんの年齢設定の方たちに月曜日の9時にタイムリーに観てもらうのは、そもそも無理じゃないのかなと思うのです。だったら、録画。それはよっぽど面白い!って話題にならないと。しかも、1回じゃダメです。結構、続けて、そう、3話ぐらいは飽きさせちゃ、ダメです。

 

1話目、会話のなかなかのテンポの掛け合い、「高等遊民」ということばが前面に出てくる斬新さ、そして長谷川博己さんのあまりにもご本人のイメージをかドラマけ離れたダッサイ設定に、「これはいける!」と。

 

2話目、どのような展開になるのか、というドラマのストーリーへの興味ではなく、役者さんたちのイメージとドラマの役どころとの違和感を楽しむ感じで観ていました。「高等遊民」が巧さんのアイデンティティか。これでドラマを引っ張るのか!?

 

3話目、録画で観て、繰り返し観るほどではなくなりました。うーん、ドタバタ?その中で、依子のお母さんが気になりました。

 

彼女は20代で結婚し、依子を出産しました。しかも、大学院に自分の研究室とユニットを持っていた天才数学者の設定。依子が悩む時、自分と比較しながら、プレッシャーを与えています。依子が夢や妄想で登場させるのは、実は心の拠り所にしているからだと思うのですが、的を射た指摘をされると、おっぱらってしまいます。

 

若くして亡くなった母は越えられない大きな存在で、理想でもあって…。これまでのドラマでは男性主人公の父子に多いパターンでしたが、今回の母子はあまりドラマには描かれていなかったパターンで新しさを感じます。一般的ではないキャリアを持つ母は、仕事だけではなく、一般的に昔から言われている女性としての幸せ、若いころからモテ女子で、適齢期に家庭も出産も経験した、すべてのものを難なく手に入れた女性として描かれています。

 

でも、39歳で亡くなった…という設定。

 

第3話で巧さんが、正義の味方でお勉強もできた、みんなの憧れ、ヒーローであったことがちょこっと語られました。第4話、巧さんが「高等遊民」になった理由が明かされるようなので、観ましょうか!

 

あなたに恋をしてみました(通常盤)

 

あなたに恋をしてみました

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