カラオケで歌いたいしっとりとした昭和の歌を3曲見つけた!
カラオケデビューは5年ほど前。アニメなど全く縁のない雰囲気の私。でも歌うのはアニソンばかり。いや、むしろアニソンしか歌えない。
見た目とのギャップが大きすぎる選曲で、周りは驚きを隠せない様子、、、。それにももう慣れた。このごろ、1曲は今流行りの曲を歌ってはみるものの、結局はアニソンに落ち着く。
この間、2つ年上の尊敬する先輩に、ついにやんわりと注意を受けた。同世代で、人生経験や社会的背景が似ている先輩からすれば、あまりにも選曲が違いすぎたのだ。1曲2曲ぐらいなら、ギャップですんでいたことだろう。しかし、歌う曲歌う曲がアニソンだったから、先輩の許容範囲を超えた。
この先輩とはほぼ10年来のつきあいなのに、カラオケに行ったのはその日が初めて。私のイメージとのギャップに相当びっくりするだろうから、先に「私はアニソンしか歌えません」と告知しておいたのに。
先輩は中ほどで十八番を披露した。それは、この曲。
ひええええっーーー
情感たっぷりに歌い終わったあと、先輩は私に忠告した。「これぐらいの曲を歌わないとね!」
ーー私にはハードルが高い。歌詞が恐ろしい。男女の情念は苦手分野なので、勘弁してください。
「これぐらい」ってどれぐらいなのかはっきりとはわからないけれども、またカラオケをご一緒する機会がある時に備えて、歌を仕入れなくては。
カラオケバトルなどで歌われていた曲もちらちら参考にしながら、1970年代から1990年代を中心にあれこれ探しているうちに、歌いたいなと思ったステキな曲が見つかった!
1曲めは、1974年リリースのこの曲。
この時代のアイドルの一人、天地真理さんの声は決して高音ではなく、深みがあります。メロディーと歌詞がしっとりとしていて、秋にぴったり。失恋がテーマでかなしげですが、情念はメラメラ出ていません。
2曲目は、1980年リリースのこの曲。
西城秀樹さんの情熱的に歌う姿はカッコよく素敵です。また、大人っぽい声質で静かに語りかけるような曲も魅力的です。乾いていながらしっとりとした曲です。1975年オフコースのカヴァー曲でした。
3曲目は1970年リリースのこの曲。
渚ゆう子さんの曲と言えば、「京都の恋」をあげる懐メロファンも多いかもしれません。私は、京都の名所が恋の思い出の場所として登場する「京都慕情」の方が好みです。京都のご当地ソングの一つですね。ザ・ベンチャーズのカヴァーだからでしょうか、失恋ソングでもべたついた感じのない曲です。
アニソンだけでは気まずいと思ったメンバーの時のカラオケには、これぐらいのしっとり曲で乗り切ろうっと。見た目や年齢に相応しいかどうかはわからないが、、、。