大人のベテランだけれど、強い人間不信に陥って立ち直れません。
外が晴れていても、お祭りがあっても、久しぶりに友人に会っても、本を読んでも毎日必ず1度は暗い気持ちになってしまいます。
目的を持って退職して、その目的に向かって時間を重ね、いよいよ思いの叶う次が目の前に現れて、そのチャンスをしっかりと考えて決心したことを指導教員に告げた瞬間、私の希望は消えていきました。
理由づけされた内容に、何が何だかわからず、とにかく私のポジションだと思っていたところには指導教員の巧みな操作によって他の人が行くことになりました。
日が経つにつれ、心の底にある不信感は、小さな粒から日に日に重く大きい黒い塊に成長していき、このままではダメだと思いつつも、自分を守るために指導教員に対して心を閉ざすことにしました。
自分があまりにも世間知らずで、お目出度い人間のように思えて、いつまでもうじうじするのもバカバカしいとリセットして何とか今まで通り振る舞おうとしても、体と心は元気になりません。
私の能力が足りなかったのだと自分自身に言い聞かせても、私の誤解かもしれないと何度思い直しても、どうしても気持ちは好転しません。
辛くて辛くて仕方がなかったとき、ある人から「自分を応援してくれない人からは離れなさい。じゃないと自律神経がやられてしまうよ」とアドバイスを受けました。
研究を進めていくことに変わりはありませんが、今は指導教員や研究室から遠ざかり、距離を置くことで何とか日常を保っています。とにかく避難をすることが今の私には必要です。
前職で随分人間関係は鍛えられていたつもりです。自分の力で打破できると自負していました。いい大人になって、人に裏切られて心が折れる経験に、実は耐性のないことがわかった私・・・でも、負けたくないな。
やっとブログに書くことができました。ネガティブな内容はこれで終わりにしたいと思います。