「皆さんはいろいろと思われるかもしれませんが、僕はないです」by羽生結弦
どきどき、どきどき、どきどき…
久しぶり、羽生結弦選手。
アクシデント続きの彼が、世界選手権のリンクに立っています。
一段と、細くなっちゃった雰囲気がします。生身の人間であることを忘れそうな容姿で、ハートは鋼。
呼吸を整えながら、6分間練習。ジャンプの軸が少しずれてる…気になる解説者の方たちのコメント。そのあと、4回転成功!
次の、ジャンプ、こけちゃった、会場が大きくどよめく…この雰囲気、何…オリンピックじゃないけど、かなりの緊迫感。
6分間練習、終わりました。本番まで、少し休憩します。
どきどき、えっ、ネットのスポーツニュースで、「羽生選手、日本人初大会連覇へSP首位発進!」スポーツ報知…
95.20点
TVでは、アクシデント。ライバル、優勝候補のデニス・テン選手、曲の出だしが流れず…仕切り直して、4回転トウループ失敗…がんばって!
不運。笑顔なし。SPは3位だそうです。
さあ、もう落ち着いて見ます。羽生選手を。
彼は、練習前のインタビューで、この上海の会場で起きた、あの衝突について、きっぱりと言いました。発言もいつも注目されています。いつも同じ印象は変わりません。柔らかい笑顔と強い意志を持つ20歳。若い彼ですが、年上も、もっと年上も見習うことができます。
あっ、デニス・テン選手へのインタビュー。彼はこう言ってます。「自分らしい演技ができたものがチャンピオンになる」
羽生選手は練習前のインタビューでこう言っていました。「自分の演技をするだけです」
さあ、TVではもうすぐ彼の出番です。楽しみ楽しみ…