ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

短歌で思い出しました、三十一文字の革命家。枡野さんのこと。

少し前放映されたTV、ゴロウデラックスの内容は五七五七七、現代短歌の世界… 

歌人枡野浩一さん、彼は「三十一文字の革命家」と言われているそうです。

2013年短歌が教科書に採用されたとのこと。

 

毎日のように手紙が来るけれどあなた以外の人からである

あーわかったそんなに言うなら一度だけ抱いてやるから本気になるな

 

意地でも現代語しか使わないそうです。

説明するとバカみたいなんだけどとおっしゃっていました。

 

前代未聞の出来事を経験していらっしゃいます。1995年ある新人賞で最高得票ながら落選したのです。

新人賞選考会の議事録の話し言葉の美しくなさ

 

結婚と離婚も歌に大きな影響を与えているとおっしゃっていました。この人と結婚する!そのために子どもを作った…そうです。

セックスを一回したら死ぬような人生ならば楽だったのに

 

離婚の時の気持ちは、

絶倫のバイセクシャルに変身し全人類と愛し合いたい

 

枡野さん、存じ上げませんでした。衝撃を受けました。生々しさよりも技巧に走らない本音の吐露が軽妙です。受け入れるのはちょっと苦しいけれど…。

 

淋しいのはお前だけじゃな

淋しいのはお前だけじゃな