「Gのレコンギスタ」に悩まされています。爆弾メットに嫌悪感
第20話はよかった。MS戦に燃える。
あと6話で終わりかと思うと辛くてしかたがありません。しかし、キリよく終わるのでしょうか!?
クレッセント・シップの中で、エル・カインド艦長と副艦長は爆弾メットを装着させられ、脅されています。これまでのシーンの中で、現実世界での忌まわしさが重なり、激しく嫌悪感が生まれました。
あくまでもアニメ。分別のある大人が何をムキになってるの。
しかしです。今回のGレコは、主人公のベルリ君が何にしても人の命を優先にすることを考えている。G-セルフの圧倒的な力で相手を倒す時も、パイロットが脱出するタイミングをちゃんと計算しています。気を配るセリフも必ずあります。
初めはどことなくこれまでのパイロットにはないソフトさと物わかりのよさで不安でしたが、このところ、しっかりしてきたではありませんか。多くの母性の中で受容されたベルリ王子は、これから上官や成長途中の同じぐらいの男子の中で、価値観の違いを知り、自己顕示欲などに悩まされていくことでしょう。それがまた成長を促すのです。
3話目ぐらいまで、絵のタッチも描かれている世界も子どもっぽかったので、あんまりだなと思っていたら、後半になるにつれて、すっかり取り込まれています。
やっぱ、Gだ!GUNDAMだ!
GUNDAMには、作品で描かれている世界がつながることで歴史となり、全体として深くなる良さがあります。また、それぞれのGUNDAM作品は単独として完成度の高さもあります。要するに、ああだこうだと多くを語ることができる点にのめりこんでいます。(滅多に女子とは語り合えませんけどね)他のアニメにあるでしょうか!?(エヴァも好きですが、また別の魅力です)
G系のモビルスーツ、ジャイオーンの装備にたまげましたが、浅はかなのだな、パイロットが…。キアさん、G-セルフの頭や足には意味がないのはわかる。胴体を奪い取るのは賢明です。大人な判断です。でも、シー・デスクの底に傷を付けるなんて…。あーあ、やらかした。
さあて、第21話は友だちと見ろってベルリ君が言ってたけど、それは、ない。なんでこんなに面白いのに、女子は観ないのだ。私にとっては、「デート~恋とはどんなものかしら~」以上に(ドラマとアニメという同じ単位ではないけれども)めっちゃおもろいんねんけどな。