センター試験「国語」の問題がそんなに話題になってるなんて…
トピック「センター試験」について
センター試験を受けている受験生のみなさんの「ああ~」というタメイキがちょっと聞こえてきます。センター試験の自己採点の時、生徒さんは「今年は傾向が変わった」という感想をよく言っていました。
あんなに、過去問、演習問題を解きまくったのに、なんじゃ、この問題!とお怒りかもしれません。
昔、高校の国語の教員でしたから、毎年センター試験の国語の問題を解いていました。もう何度も過去問、演習問題を解いているので、慣れてしまって、機械的な解き方になってしまっていました。
80分で、評論、小説、古文、漢文をシャッシャッシャーと解かなくてはいけません。そもそも本文を読み込む時間はあまりないのです。
点数を取るためには、選択肢を吟味すること。選択肢から、たった1つの正解を選ぶためです。5択のうち、3つは外せるのだけれども、2つで悩む…そうです。そこで時間がとられてしまいます。国語は選択肢も結構な字数です。
しかし、決して本文を無視してはいけません。本文の文脈に合うものを選ぶことに徹するのです。本文に書いていないこと、拡大解釈しているものは選択してはいけません。まちがい探し、うそをついているものを省く…これがコツです。
この2、3年、センターの国語の問題が何かと話題になっています。今年は評論が今どきらしい内容だそうで…。
センター試験国語 ツイッター論じる文章が話題 著者は「俺正解できるのか」 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
もうセンターの問題なんて解くの、今年こそやめようと思っていましたが、そんなに話題なら、よ~し!ちなみに、解く順番は、ざっと全体を見て、文字数の少ない、決まりきったものが出やすい漢文から。そして古文、評論、小説へと。もう、予備校のサイトには問題はアップされていますので、さてさて。
人それぞれですが、センター試験が終わったら、自己採点、そしてそれに基づく判定。国公立大の前後期の出願先の決定、出願。センター利用私大への出願、私大の一般入試、私大合格発表、国公立前期試験…等々です。もう後半は気力、体力勝負です。
センター試験も今後形を変えそうです。むかしむかし(1979年1月13、14日)「大学共通第1次学力試験」として出現してから36年ですか。センター試験の日は、なぜか寒く、雪が降る…。