今日は「古典の日」って知ってますか?
高橋智隆氏新作ロボット"MURASAKI" - YouTube
昨日は10月31日。全くハロウィンに興味なく、渋谷が大変になってるニュースもどこかよその国のことのようにみていました。
ハロウィンって、コスプレの日か?
マスコミも芸能人も何だ、このお祭り騒ぎ。
いやいや、ホントのところ、みんなでぱーっとしたいのよね。
それに比べて、今日の「古典の日」の扱いの地味なこと。
高校生は言いました。
「古文って英語より難しいやん」「古文の言葉って今は使わへんやろ」
ああ、そうね。大学で国文学を専攻するならまだしも、高校の授業以外、もう二度と見たり、読んだりしないかもね。
「黄昏って夕方よね。夕暮れ時は向こうにいる人がはっきりわからへんでしょう。だから「誰(た)そ彼(かれ)は」「誰や、あれは」って。古語からきてるんやで。
これも今は昔。「黄昏」、このことばがもはや平成生まれには「古語レベル」
11月1日は 紫式部にまつわる日。でも、なぜ、11月1日か?ってことは、説明にふた手間以上かかります。そこが認知されない原因かな。まあ前日がハロウィンってことでわいわい。1000年の歴史はしみじみとね。
紫式部とゆかりのある石山寺は紅葉の名所です。源氏の間には人形の紫式部さんもいます。そうそう、ロボットの「ムラサキシキブ」も制作されました。今と平安時代をつないでくれてます。
本格的古文はちょっとねえ…。現代語訳もねえ…。『あさきゆめみし』もねえ…。もっと気軽な『週刊光源氏』っていうのもありますよ。