高校の教師を辞めて8か月・冬
トピック「退職しました」について
退職することを決意したときに、お祝いのつもりで食べたお料理です〈柚子屋旅館一心居)
・知り合いから、きっと「なんでやめたん?」と聞かれるだろうなと思っていたら、あまりに突然すぎて、「聞けない」というような状態が今も続いている模様です。
・かなりハードな毎日でしたが、仕事はやりがいもあり、スキルアップの機会を多々与えていただいたことなど、今でも感謝しています。教え子との交流も未だに続いているので、本当に幸せな教師生活だったなあと思っています。充実していました。だから、「なぜ辞めたのか?」について、他者は「わからない」でしょう。
・実は自分のライフストーリーに、定年まで高校の先生を続けていく設定はなかったのです。そのことを現職の時、知り得る人はいません。それは誰にも言わなかったからです。辞める年齢を定めて、それに向かって着実な準備はしていました。
・平安時代の人々の平均寿命は40歳前後と言われています。千年前は今の半分。だとすれば、現代においては違う人生を2回、ひょっとしたら3回、送ることができるのではないかとずっと前から考えていたのです。
・今から1年ほど前、「もうダメだな、続けたくないな」「いや、とにかく、来年1年待ってみようか」この二つが頭の中で行ったり来たり。しかし、我慢ならなかったのです、校長が…。(校長は3月末定年退職でしたが)
・やっと辞める理由が見つかった!教師生活で一番最低の校長に出会ったことが、次のステップへの引き金になりました。何が最低かーパワハラ、セクハラ、差別発言の数々。おかしい。なぜ、彼のような人物が校長なのだ?
・兎に角、品がない。そう、「品格」です。品格のない人間が、小さい組織の中で与えられた権力を、勘違いして行使することの迷惑極まりないこと。私はああいう人間にはなりたくないと心の底から思ったのです。
・よし、外の世界へ出て、理論武装をして、「間違ってるぞ」と大声で言ってやる!そう決意して8か月。研究においては未熟者ゆえ、まだまだ道は遠いのですが、ちっぽけな(ひとりよがりな)正義感だけが今もふつふつとあって、第2の人生に突入しています。
《一心居》というお店の名前も気に入っています。おいしい柚子鍋でした。
- 作者: ジョン・キム
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