ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

3勝3敗 逆王手

シューイチ : 日本テレビ 11月3日(日)

・昨日の日本シリーズを見ました。テレビで野球を見るために、急いで用事をすませて待ち構えるのはひさしぶりです。

 

・昨日の結果について、新聞やテレビのコメントをはしごしました。一番気に入ったことばが、「シューイチ」で解説者水野雄仁さんがおっしゃったことばです。楽天マー君に対して、『負けて評価をあげた投手』と賛辞。さらに「田中投手が投げるのをみれてよかった」「野球は最高です」と続きました。

 

・水野さんと言えば、1980年代前半、高校野球でも大活躍で、荒木大輔さん、桑田真澄さん、清原和博さんなどすばらしい選手が数多く、野球が面白い時代でした。

 

・田中マー君もついこの間は高校野球の中心人物でした。昨日の試合は、リードされて、最後9回裏、なんとか逆転してほしいと応援団が涙ながらに願う、ここで負けたら明日からは試合はない、すべて終わりだという高校野球のようでした。9回のマー君の投球があまりにもすばらしく、巨人ファンの私も、なんだかわけがわからなくなってしまいました。

 

・試合終了後の星野監督のことば(スポーツ報知より)

続投は本人の意思だった。7回、120球を超えたところで、本人に交代を告げた。「代われと言ったけど、エースの意地があるんだろうね。『いきます』と言うから『じゃあ、最後までいけ』と。無理することねえのになと思ったけど、ファンの前で投げるのが今日で最後だという思いがあったんでしょう。立派だよ」

                          

 

・ 星野監督の田中投手に対する「立派だよ」という言葉に、感動します。今、リーダーに必要な資質とは何かを研究していますが、優れたリーダーには、部下を「信頼する」という以上の何かがさらにあると感じています。

 

田中将大投手は5回の失点、勝負球を打たれたことについて「まだまだへたくそだった」ということばを残しています。星野監督も水野さんも「孤独なマウンド」の経験者。タイプはそれぞれ違っていても、投手のプライドを見せてくれた選手でした。

 

・今日も楽しみです。川上監督がV9を達成したころからずっとジャイアンツファンです。原監督が東海大相模高校の頃も甲子園まで応援に行きました。ぜひぜひ勝ってほしい。巨人、2年連続日本一、待ってます。

 

 

野球のプレーに、「偶然」はない ~テレビ中継・球場での観戦を楽しむ29の視点~

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