ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

『愛の不時着』であれこれ思ったこと

話題になったドラマや映画は、ある程度の評判が出尽くしたところで観る。『愛の不時着』は、身内や知り合いの口コミよりも、自粛、不要不急、休校の続いた時期にマスコミでよく取り上げられていたので、アマゾンプライムビデオで視聴しようと思っていた。

 

しかし、いつまでたってもアマゾンプライムビデオには登場しない。いよいよ観たくなったので、Netflixに登録した。

 

兎に角、一度目は一気に観たい。昨日今日で、全話観た。

 

よかった。

 

観終わったばかりだから、何がよかったのかを簡単にまとめておこう。

 

1、リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)は、ビジュアル(ずっと誰かに似ている、見たことがあるような顔だと気になっていたが、大阪府知事ですかね)はもちろん素敵だが、どこまでもやさしく、ぎこちなさと不器用さと強さとが場面場面で発動されていた。ヒョンビンさんの、口ごもる中隊長の表情がなんとも言えずキュートだ。

 

2、それぞれの回での出来事について、「なんでそうなったの?」と疑問に思うことを次の回で回収していたので、もやもや感が少なく、「ああ、そういうことだったのね!」とストーリーを落ち着いて飲み込むことができた。

 

3、ユン・セリ(ソン・イェジン)は、美人さん。特に、不時着した北の国にいるときの、化粧っ気のない、柔らかな顔が好きだ。

 

4、深刻な場面では考えさせられ、面白い場面では笑わされた。

 

5、普段、ほとんど、滅多に涙を流して泣かないのに、このドラマで泣かされた。セリが南に帰ったあと、北の国の女性たちと育んだ友情と感謝をセリだからできるモノで示し、それによって、北の女性たちがセリの無事と気持ちを推し量る場面だ。私はここで号泣。心打たれた。

 

ちょっと不満なところもある。

 

最終話だ。

 

最終話は次回に回収できない。これまでの困難さを考えると、結構安易なストーリー展開になっていた。セリのパラグライダーの着地点にリさんがいたのはタイミングがよすぎる。除隊して楽団のピアニストになったことがいとも簡単すぎる。リさんが北の国の人というイメージ(服装、着こなし、セリに対する態度や行動)ではなくなっている。そして、1年のうち2週間、二人でスイスに滞在するという設定。二人は何歳になっているんだっけ。

 

駆け足で全話観たから、見逃しもある。2回目をこれから少しずつ観ていくことにする。

 

そして、次に一気に観るのは、今さらながら、巷で聞く『梨泰院クラス』だ。休日が待ち遠しくて仕方がない。

 

愛の不時着 オリジナル・サウンドトラック

愛の不時着 オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:オムニバス
  • 発売日: 2020/05/27
  • メディア: CD