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ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

今の大学生は叱られ慣れていないので教員に注意されたら逆ギレする!?

大学の授業中に、居眠りをする学生、遅刻する学生がいないわけではありません。それは私が大学生であった時も同じです。いびきをかいたり、初めから終わりまで寝ていたりしたならば、その個人に対してもちろん注意をしたり、話を中断して全体に向かって「寝てる人もいるね」などと言ったりしてますが、大学生ですからね、よほどではない限り、ほっておきます。

 

教職科目ということもあり、基本的に教師希望の学生が集まっています。けれども教師を真剣に目指す学生ととりあえず教員免許を取っておこうぐらいの学生との間には温度差があります。それは、学生同士も気づいています。

 

これまでに、1件だけ、「何してんねん」と言いたくなることがありました。

 

授業中、ずっとスマホゲームをしていた男子大学生・・・。グループで課題について話し合う前に、自分の意見をまとめる時間でした。授業に関することは何もせず、ゲームに没頭しています。

 

学生を名指しはせずに、全体に向かって、私が気づいていることと何をしていたかという事実だけを話しました。大方の学生が、きょろきょろと周りを見渡し、信じられないという表情でした。

 

その時の話し合いのテーマは、ざっくり言うと、児童生徒の規範意識の低下を問題とした場面指導でした。

 

スマホゲームをしていた男子大学生は、逆ギレすることはなかったのですが、その後授業からは遠のいていきました。

 

この頃の大学生について、時々、「逆ギレ」現象について耳にすることがあります。

 

授業を遅刻したことに関して、「なぜ、遅刻したのか」と理由を聞くと、バンと机をたたいて教室を出て行ったり、授業中に平気でお弁当を食べているので、ここでは食べるなと注意しても、出て行かずに、これみよがしに食べ続けたりするなど、理解しがたい言動をいくつも耳にします。いずれも謝ることなく、無言で・・・

 

上の例は、難関有名大学と言われている大学でのエピソードです。

 

おかしい・・・

 

なんだか、ほんの一部の現象じゃないようです。 

 

この記事では、直接大学生にインタビューをした結果から、今の大学生が逆ギレすることについて、次のようにまとめています。

叱られ慣れていないため、「叱る―叱られる」という建設的な関わりを理解していない。そのため、「叱られる」=「怒ってて感じ悪い」「ムカつく」ということで反発することになる。 

 

確かに、大学生になるまで叱られてこなかった層が大半を占める大学に見られる傾向かもしれません。

 

学校の先生にも親にも怒られたり、叱られたりしてこなかった「いい子」たちがいっぱいいます。小学校中学校高校と大きく逸脱行為をする児童生徒には注意の目が集中しますが、偶の遅刻や偶に授業中寝ていても、みんなに迷惑をかけてはいなければ、叱られることはほとんどなかったと思います。

 

スマホゲームも遅刻も授業中のお弁当も居眠りも、まるで1人の空間のように思っているのでしょう。暴れているわけじゃない、大声を出しているわけじゃない、だから、「何で僕(私)がこんなことぐらいで叱られなくてはならないのか、誰にも迷惑かけてないじゃん」というような思考でしょうか。

 

ある中学校の先生が言っていたことを思い出しました。

 

「ガムを直接ゴミ箱へ吐き捨てたので注意をしたら、『ゴミ箱にちゃんと捨てたのに、なぜ怒るのか』とくってかかってきた。それで、ゴミ箱へ直接吐き捨てるのではなく、紙などに包んで捨てるのが当たり前だと言ったら、少し落ち着いて『そう言ってくれたら、わかったのに』と生徒が答えた。何でこちらが怒っているかを丁寧に説明しないと納得しない生徒が多くなった。やんちゃな生徒は、すぐ『スンマセン』と謝って、また同じことを繰り返す・・・」ーー今から5,6年前の話です。

 

注意をしても、なぜ注意をしたのか、諭すように丁寧に説明しないと相手に伝わらない学生がもしかすると一般かもしれません。

 

「叱る-叱られる」という建設的な関わり!?  実は、私も叱られたくない派です。叱られるのは嫌ですよ。だから、叱られるようなことはしない。それなのに、思いもよらず叱られたら、なかなかいいようには受け止められません。叱った相手を嫌いになってしまいそうになります。萎縮してしまいます。理不尽さを感じてしまいます。むしゃくしゃします。

 

「叱る-叱られる」という関係が建設的になり得るかどうかは親密な関係かどうかが問題となります。嫌われたくない相手、信頼している相手ならば、自分のことを思って叱ってくれていると思えるでしよう。それは今も昔も、小学校中学校高校大学、職場も変わらないのでは。

 

近頃は「ほめて伸びるタイプです。」と自己紹介をする学生も多くいます。それなら、ほめて伸ばしましょう! 逆に偶に「もっと傷口に塩を塗り込んでください」というタイプもいます。それぞれに「効果的な叱られパターン」があるようなので、それをリサーチしておくと、授業中の思いもよらない逆ギレは防ぐことができるかもしれません。

 

といいつつも、魅力的な授業だったら、寝ないよな・・・そう考えると自己反省です。凹みます・・・

 

 

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