ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」にのめり込むことができるだろうか!?

録画していた第2話から第4話をやっと観ました。 

 

第1話ではEDで流れていた、本来のカッコイイOPに引き込まれて、ストーリーへの期待感が高まります。 

 

 

Raise your flag

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ざっと第2話、第3話を通して、戸惑っているのはこんなところです。

  

三日月が結構な量の血を流すこと。少年期にドクドクとびっくりするくらい鼻血を流すことは珍しくないのですが、バルバトスに乗るだびに、接続の痛みと血を流すことがお決まりなら、観ている私も、毎回やや神妙な面持ちにならざるを得ないと思います。呻き声が出るほどの痛みを経てMSを動かす主人公に戸惑います。中途半端な気持ちで観ちゃいけないかのような、迫り方です。

 

オルガのミカに対する接しかた。ミカのオルガへの絶対的な信頼については、何か小さい頃からの深い関係性が背景にあることは想像でき、今後種明かしがされていくことだろうと思います。ただ、オルガはミカに自分に寄せる信頼を行動で示すことを求めているかのような振る舞いです。自分の手足となる、強い三日月。オルガはミカの心を支配しているのでしょうか。ミカのオルガに対するYESマンぶりが気になります。

 

特に、第3話。これまで人を殺すということに、どのガンダムでも直接的間接的に描かれていたと思います。でも、今回の三日月のピストルで撃つシーンに、少なからずショックを受けたのはなぜだろうと考えています。容赦ないから? 平然としているから? 刹那にもヒイロにも感じなかった「やり過ぎじゃないのか?」という感情は、どうもアニメの世界として片づけられないところから来ているようです。

 

妙な現実感・・・ピストルという道具、至近距離からの発射、無慈悲な態度、自分への恐れのなさなど、今、ある地域に起こっている現実のことのように一瞬思ってしまった・・・のかもしれません。

 

第4話の三日月は、とても能弁で優しい表情でした。時々見せる少年ぽさに救われた思いです。アトラにもらったブレスレットに対する「ありがとう」の言葉もクーデリアお嬢様から雇われたことに対して「ありがとう」という三日月は、素直です。ブルーの目が特に印象的でした。

 

とうもろこし畑で、ギャラルホルンのマクギリスとガエリオは三日月と出会います。カーッとなったら、相手の息の根を止める急所を突く瞬発力と強い攻撃性をもつ三日月。いい戦士になるというマクギリス。今後二人はどのように再会するのか、注目です。

 

第4話の終わりぎわ、「思い出させてやるぜ、大人の怖さってやつを」と言ったトドの悪だくみは、おそらくオルガたちに見抜かれているとは思いますが、 今後の展開も気になります。

 

エンディングでは、カラフルな宝石のようなとうもろこしが出てきます。それは、鉄華団が目指す世を表しているのでしょうか。ミーシャのEDは、出だしが何と言っていいのでしょうか、いきなり力強く語りかけるような、でも、メロディーは憂いを帯びて、何とも大人な仕上がりです。映画のEDでもいいような音楽だと思います。 

 

  

オルフェンズの涙

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次回は早くも第5話。MS戦を見たい・・・