ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

「ひるおび!」沢松&石井ペア、全仏OP熱血解説が面白い。

全仏オープン、どこかのテレビ局で中継してほしかったな。WOWOWだけか…。

 

ガバシビリ選手(ロシア)に6-3、6-4、6-2でストレート勝ちをした錦織圭選手。この種目、日本勢では1933年にベスト4まで進んだ佐藤次郎さん以来、82年ぶりのベスト8です。次は、ジョーウィルフリード・ツォンガ選手(フランス)、地元の選手ですね。

 

ひるおび!」きっと、沢松奈生子さんと石井アナウンサーが、熱い解説をするはず…。お昼、待ち構えていました。外出の予定があるけど、とにかく番組を観てからにする。

 

「晴れあり、雨あり、風あり、の中で勝てたのは大きい」まずは、電話で語る沢松さん。スタジオに来てる?うわっ、ここでCM、うっ、長いし。

 

昨日の試合映像で再開。錦織選手の勝利のサインは、もう漢字ではなく、いつもの英字。

  

うわっ、また、ここでCM、うっ、長いし。

 

番組再開。おっ、ペア登場!「勝ち方がよかった。ものすごい気迫」と沢松さん。

 

全仏オープン初制覇への道」…これをテーマに番組を展開していたのですね。

 

沢松さん、石井アナから語られる、全仏オープンにまつわる知らない話。次、錦織選手が対戦するツォンガ選手は、お顔が強面。彼のコーチも強面だそうです。

 

バルセロナからの赤土のシリーズ…そうですね。クレーコートの特性についても、たびたび解説があります。

 

ベッカー選手が棄権をした3回戦不戦勝については、頂点を目指していくカレンダーを用いながら、解説。試合日程、中3日については、「体力が戻るのはありがたい、けれども、気持ちは抜けるのが怖い」と沢松さん。同じようなことを錦織選手も語っていました。沢松さんは、昨日、錦織選手が、コートに入場したところから、「勝った」と思ったそうだです。気迫があった…選手として、同じ土を踏んだ沢松さんの言葉に、視聴者は、その場面を観てへんかったとしても、思わずうなずきます。

 

話題は、錦織選手が髪の毛を切ったことへ。これ、ニュースになってたよな。錦織選手のインタビューから、「女性みたいなこと聞いてくれますね。きのう会場で切りました」番組でも、ちょっと驚き。「あるんですよ、ロッカールームや控室にヘアサロンが」と沢松さん。「浮ついた気持ちがあるので。もう一度引き締めたと思う。普通、選手は、なかなか大会中に変えることはしない」「おしゃれのために、女性選手が編み込みなどで使うことが多い」とのこと。

 

そこで、すかさず、石井アナ。この散髪の話題は、4回戦勝利に重要なことだったようです。石井アナは、錦織選手がどこで切っているのか、かつて、錦織選手に散髪の取材をしたそうです。活動の拠点のアカデミーにもヘアサロンはあるそうですが、外国で切るには、勇気がいるとのこと。だから、よほどの決意だったろうと推測していました。さらに、気づきポイントとして、バンダナ。帽子から変えたのです。よっぽど観てないと気づかないですよね。私は、全く気付きませんでした。

 

かつて大活躍した名選手ボルグ選手は、全英のたびに同じものを着ていたとのエピソードを引き合いに出して、選手は縁起をかつぐことが多いのに、錦織選手は今回散髪したり帽子をバンダナに変えたりしたことについて、それぐらい、切り替えが必要だったと分析していました。

 

4回戦の試合解説です。サーブからの攻めが目立っていた、その中で取り上げられていたのが、まず、第1セット第5ゲーム。前に前に攻めていく。チャンコーチーも常に前にボレーにいくつもりで行けとアドバイズしているとのこと。圧を掛けているのだそうです。

 

ここで脱線。3時間ぐらい遅くなった昨日の試合。テレビ東京は、中継を予定していたのですが、残念でした。天候は雨。クレーコートだと、雨で湿ります。ボールを重く感じるやすくなることを実験します。水の入ったボックスと赤土の入ったボックス。この間も「赤土」出てたなあ。再登場です。実験は、ボールを水につけて、赤土につける。どうなるか。赤土がボールにつきやすい。そう、それだけです。でも、重くなったボールは、普段よりも力強く打たないといけないということでした。

 

そこで、素朴な質問。ボール交換についてのルール。アップから7ゲームが終わったところで1回、そのあとは9ゲームごとに交換するそうです。

 

4回戦、試合のポイントに戻って解説。第2セット第3ゲーム。エアケイ。超攻撃型のプレー。第3セット第3ゲーム。サーブリターンからすぐ前に。クレーコートで、攻め続けて勝った。第3セット第6ゲーム。守りながらの攻撃。カットの多用。アンダースピンは弾まない。これは、次攻められないように返しているとのこと。MCの恵さんが、「あんまりTVで言わないほうがいいんじゃない」とつっこみます。八代弁護士も「スライスだと、相手からボールがかえってくるまでに自分の体勢を整えられる」と解説。みなさん、テニスに関して、よくわかっていらっしゃるようです。

 

このコーナーは「全仏オープン初制覇への道」がテーマ。さらに、ここで、優勝カップのプレゼンテータ、クエルテン氏のこぼれ話を紹介します。「日本語の『おめでとう』を練習しなくちゃね!」関係者も錦織選手の優勝の可能性は有りと思っているということを伝えてます。

 

全仏オープンで、ここまで錦織選手が勝ち上がってきていることを再考察。錦織選手のゾーンは、最高の組み合わせだった…。ビッグ4とは当たらない。ランク上の選手が負けている。運は大切です。

 

4回戦勝利にあたって、裏話が紹介されました。「願ひ菓子」がスタジオに。錦織選手の故郷、松江の「彩雲堂」さんのお菓子です。創業141年。「われわれ必死に食べます、ねっ、沢松さん」と石井アナ。

 

 

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http://www.saiundo.co.jp/2shop_negaigashi.html

 

こんな応戦菓子も。

 

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「次の対戦相手、ツォンガ選手は、超高速サーブが特徴で、速い、弾む!これまでの対戦結果から、錦織選手にとっては相性のいい相手。でも、そんな甘くない。当たるか当たらないか。ここ(上)もある、ここ(下)もある」と沢松さんは、プレーの出来具合に幅があり、予測ができない選手だということを解説。さらに、やはり、地元の選手ということで、圧倒的にアウェイ、お客さんをどうなだめるかも課題です。石井アナも、ここで解説。ジュニアのころ、よく一緒に練習したそうで、「ネット際でのタッチ、この怖い形相でうまい」とのこと。ツォンガ選手、そんなにいかついのでしょうか…。

 

番組では、「錦織選手に弱点が見えない。勝つしかない。これから勝ち抜いてくるメンバーの予想は、フェデラーナダル、そしてジョコビッチ。決勝戦ユニクロ対決で、錦織選手、勝利!もう、楽しみしかない」これが、今日の結論です。

 

石井アナは、「今後ともよろしくお願いします」と締めくくっていました。

 

試合の分析、解説だけではなく、対戦選手の特徴やエピソード、選手であったころには語られなかった「大会あるある」、テニスを詳しく知らない視聴者にもわかるように、一所懸命に工夫をして伝えようとしているところが好きです。とにかくこのお二人の解説を観ることで、試合の見方がちょっと深くなって、さらに錦織選手を応援したくなる番組になってます。

 

頂点への道

頂点への道