ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

ひさしぶりに「まれ」を観ました。横浜、中華街、天中殺!?

希は、市役所を退職したのですね。パティシエになるために、横浜へ来ました。今一つ、のめり込む強さが生まれてこないのは、なぜかなあ…。

 

www.nhk.or.jp

 

元気いっぱい、バイタリティーにあふれている希。主役の土屋太鳳さんは、「花子とアン」では、控えめであっても、内に秘めた強さを持った素朴な女性を演じていらっしゃいました。その印象が強く、とてもぴったりしていたので、まだ、引きずっています。

 

面白いのか、面白くないのか。つまり、「あまちゃん」の時のように、「観た!?、おもろかったな」って、誰かと話題にするか、しないかってことです。…しないなあ。

 

なぜ、話題にしないのか。それは、話題にするほどのネタがドラマにはないってことです。

 

思わず言いたい、聞きたいというネタがない…。能登、伝統工芸、希の家族、周りの人々、市役所、パティシエ、方言、ケーキなど、なにも悪くない。どれもこれも、なにも不備がない。大泉洋さんの演じる希の父親は、6年間も家族をほったらかしにしていたけれど、家族への愛情はたっぷりだから、悪者にはならない…。希が年度途中に市役所を辞めたって、夢のためだから非常識にはならない。これらのことは、個人的または家庭内騒動の範疇なのです。

 

あまちゃん」「花子とアン」「ごちそうさん」「マッサン」、面白かった…。ところどころ、どうしようもない不条理を見せられ、しっかり生きることの意味を考えさせられました。それを体現する主人公たち、周りの人たち。視聴者も思わず力づけられたり、一緒に悲しんだり…。

 

人に、どうしようなく立ちはだかるもの。好印象の朝ドラに必ず設定されていました。

 

それぞれの家庭での出来事、あるお仕事の苦労話、それぞれの個人の夢をどう叶えるか、というお話の連続は、「ふーん」で終わってしまいます。役者さんたちの上手さで、ぐっと近づくこともありますが…。

 

今「まれ」への関心事は、希の同級生、二木高志くんが働くお店の「天中殺」という名前とそのオーナーのりょうさんが演じる池畑輪子さん。「天中殺」ですよ、お店。凶のイメージ。りょうさん、怪しげな占い師、素敵でした。横浜編は、周りの人々の、ちょっとこだわり感が出てきそうで、期待値が高くなってきました。

 

天中殺 十干と十二支を組み合わせた余りの二支のこと。戌亥・申酉・午未・辰巳・寅卯・子丑の六種類がある。「天中殺」の年・月が回ってくると、凶作用が及ぶといわれている。一般的な中国占術では「空亡」と呼ぶ。出典:コトバンク

 

でも、なんと言ってもやっぱりBGM。澤野弘之さんの曲。OPの作詞は太鳳さん。5月末まで、2番の歌詞を募集しています。セリフとともに流れていた、英語歌詞の「Grey to Blue」、これを2番にすることはできませんか、とここで言ってもね…。ガンダムUCのように、神々しいBGMがけっこう流れています。澤野さんの曲に、宇宙を感じます。「まれ」を観るのは…、いやいや、「まれ」のBGMを聴いているんだ、私…。「まれ」の最大の楽しみです。

 

RX-0

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希空~まれぞら~(NHK連続テレビ小説「まれ」)

希空~まれぞら~(NHK連続テレビ小説「まれ」)

 

 

Grey to Blue(NHK連続テレビ小説「まれ」)

Grey to Blue(NHK連続テレビ小説「まれ」)

 

  

Blume im Meer(NHK連続テレビ小説「まれ」)

Blume im Meer(NHK連続テレビ小説「まれ」)

  

 

ピアノミニアルバム NHK連続テレビ小説「まれ」

ピアノミニアルバム NHK連続テレビ小説「まれ」