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ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

ニートじゃない、高等遊民だ!、月9ドラマ「デート」で復活か!?

期待していなかった分、観たあとは今後の展開が楽しみで、期待以上でした。


デート 〜恋とはどんなものかしら〜 - フジテレビ

 

話題の杏さんとあの(進撃の巨人シキシマ)、あの(鈴木先生)、あの(セカンドバージン長谷川博己さん、共演者もステキ。風吹じゅんさんに話題の国仲涼子さん、和久井映見さん。なんだ、豪華じゃないか。

 

言葉のテンポがまずいい。キャラクター設定も両極でいい。しかも、徹底している。抜かりがない。脚本等リーガルハイのチームだから肯けます。

 

藪下依子(杏さん)のお母さん(和久井映見さん)は、娘と同じ理系女子だけれども恋愛に関しては「私にはテクがあったのよ」と自慢げ。

 

島田佳織(国仲涼子さん)は弾けたお嬢さん。デートの仕方がわからない谷口巧(長谷川博己さん)に、話題にアニメ系は避けることや楽しくなくても楽しいと思わせることをアドバイス。

 

藪下依子は東大出の理屈好き堅物国家公務員。結婚相談所のデータ(谷口巧の生年月日、身長、体重がすべて素数だった)で巧に一目ぼれしをしました。何事も努力が信条のようです。

 

谷口巧は35歳自称「高等遊民」。母親(風吹じゅんさん)は平気に「ニート」扱い。彼が出かけるときに、ハンカチは持ったかと小学生扱いをしていました。彼はいわゆるオタク、引きこもり…。理想の女性は、オードリーヘップバーンと原節子峰不二子メーテルを足して4で割った女性です。その時代その世界の絶世の美女が好き。

 

相手のことが好きだから結婚するなんてくだらない。これが依子と巧の共通点。わあ、同じ価値観!これって、結婚するときに大切なポイントじゃないかしら!?

 

2人は周囲に好きじゃないから結婚すると報告します。お互いに「イタい女」「イタい男」であることを自覚し、告白し、第1回目のデートで性格上、嗜好上の隠し事はなくなります。ここ、一般的には難しいですよね。相手に好かれたい思いが強いと少しでもよく見せたくなるし、カッコつけたくなるし。二人はもうさらけ出します。だって、好きじゃなくってもいいのだから。一人は契約といい、一人は寄生といい、結婚の概念が世間的にはズレてるような2人がなんだか正しく思えてしまうそれぞれの論理展開。

 

特に、自由恋愛になって、好きだから結婚しているのに、見合い結婚の時よりも離婚が増えていることや少子化であることをよどみなく述べる依子に「そうだね」と思わず肯定してしまいます。

 

観終わって、あれっ?なんで結婚したのかなと思わず疑ってしまいそうになった人もいるかもしれません。

 

典型的な文系オタク役の巧から、夏目漱石太宰治芥川龍之介の小説の一節やことばがポンポンでてくるのも魅力です。「高等遊民」なんて民放で久しぶりに聞いたわ!!奮えますわ。

 

近代日本と「高等遊民」―社会問題化する知識青年層

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それから (新潮文庫)

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