読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

大河「花燃ゆ」:吉田松陰に好感を持ちました。

しつこいようですが、シャアの池田さんがナレーションを担当されるので観ました。


“シャア”の池田秀一が大河ナレーション - 芸能ニュース : nikkansports.com

 
Yahoo!ニュース - 【NHK大河「花燃ゆ」】(下)キャッチコピーは「幕末男子の育て方」 (スポーツ報知)

主人公は吉田松陰の妹、杉文。井上真央さんが演じます。記事にもあるように、池田さんは井上さんに「文、いい女になるのだよ」とシャアの名ぜりふ

アルテイシア、いい女になるのだな」

を思わせるセリフでエールを送ったそうです。そうか、これは吉田松陰の妹がいかに「いい女」になっていくかを見守るドラマなのね。池田さんの声にシャアの影を感じなかったことで、ドラマに集中できました。

 

で、今日、視聴率が発表されました。


Yahoo!ニュース - <花燃ゆ>初回視聴率16.7% 史上3番目の低さ (まんたんウェブ)

 

視聴率が発表されると、大河だけではなく、他の番組でも、もうこのご時世に視聴率はそう気にしなくってもいいんじゃないかという視聴者の意見もよく見かけます。

 

視聴率よりも内容が面白ければと思っていても、「史上3番目の低さ」と言われると、かえって興味を持ってしまいます。やっぱり「杉文って誰!?」と思わず言ってしまう人物を主人公にしちゃったことがアウトかなあ…。

 

第1回は吉田寅次郎(松陰)役の伊勢谷友介さんが思いのほか嫌味がなく、賢く、まっすぐで、妹にやさしいお兄ちゃん…吉田松陰ってこんな人だったかもと想像させてくれました。

 

吉田松陰は29歳で亡くなりましたが、いくつかの名言を残しています。第1回にもそれらしいことばが出てきました。「至誠にして動かざるものは未だこれあらざるなり」これはもはや定番です。これ以外でドラマの科白から気になったのは2つ。

 

一つは、文が禁書の持ち主の名をひた隠しにし、叔父にひどく頬を打たれた挙句、家の外にほうり出され、雨まで降ってくる散々なシーン。寅次郎が家族以外には緘黙だった文を変えていくきっかけになります。そこで寅次郎は「本」について語ります。

本は文字ではない。本は人じゃ。開けば触れることができる、他の人の考えに。

 

もう一つ、ドラマ中、同じテーマが2回でてきます。幼い、のちの高杉晋作は寅次郎に「何のために学ぶのか」と問います。(わっ、これ普遍の問いだわ)あとの明倫館のシーンで、寅次郎は、禁書の主を探し咎めようとする叔父の前で、「人はなぜ学ぶのか」についてこう語ります。

学ぶのは知識を得るためでも、職を得るためでも、出世を得るためでもなく、人にものを教えるためでも、人から尊敬されるためでもない。己のためじゃ。己を磨くために人は学ぶんじゃ。

 

「学問をする眼目は、自己を磨き自己を確立することにある」

 

肝に銘じます。

  

花燃ゆ 一