ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

町田樹選手、引退…ですか。次は研究者への道。

もしも、の話はあり得ないのですが、それでも、もしも、全日本フィギュアで優勝していたら、彼は引退をしなかったのでしょうか!?

 

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科への進学発表は、すでに受験し合格なさっていたことが前提です。修士課程に在籍しつつアスリートを続けることは可能であると推測します。でも、それではダメだと判断されたのでしょう。

 

きっと、引退は大会が始まる前から決めていたんですよね。「本日(朝)決めました。」っておっしゃっていましたが。


Yahoo!ニュース - 町田樹がリンク上で突然の引退発表 早大大学院へ進学 (デイリースポーツ)

 

ソチで引退との報道もあったかに思います。それをいったんやめて続けてきた背景は、自身の競技者としての終わりを世界選手権ではなく、全日本優勝に定めていらっしゃったからでしょうか。

 

アスリートというより、むしろ表現者、芸術家としての側面がクローズアップされていたので、SP後のコメントにもやや感情がこもりすぎていたのも、彼流のいつもの表現の仕方だと思っていました。

  

スケーターの自分に区切りをつけることによって、次にあるべき自分の姿を明確にし、進んでいく。町田選手はなりたいものを探すための休養は取らず、ソチ後からなるための準備もしていたのでしょうね。

 

フィギュアスケートのファンとしては、まだまだ引退には早すぎると思う反面、20代のキャリア形成の、これからのお手本になるような一流アスリートの引退宣言でした。彼にとっては自分の哲学を表現する一つの手段がスケートだったのかもしれませんね。

 

AERA (アエラ) 2014年 2/10号 [雑誌]

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