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ちょっとナオ帳

なんだかまた書きたくなりました。それだけです。

国語 

井伏鱒二『山椒魚』:私は「蛙」だった。

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE 「人生の一冊」は夏目漱石の『こころ』。「青春の一冊」は、、、高校時代がよみがえる井伏鱒二の『山椒魚』だ。 国語の教科書で読んだ経験のある方も多いだろう。私がこの作品に出会ったのは中学生の時。「山椒魚…

駿台のあるセンター試験の問題集:解答する気をなくさせる例文のいやらしさ

もうすぐセンター試験です。この時期には、センター試験にまつわる記事を書きたくなります。そんな中でこの話題。駿台の問題集の例文があまりに下品です。 大学への進学希望者の中には、すでにAO入試や推薦入試で進路先が確定している人も多く、センター試験…

次、何を読むか。国語のサブテキスト「国語便覧(要覧・図説)」で探すのもいいかも。

今週のお題「読書の夏」 まだまだ又吉さんの話題が続いています。最近は、売上数や印税の額など、「どれくらい儲かるのか」ということが、興味の中心になっています。 さらに、もう一人の芥川賞受賞の羽田圭介さんも、又吉さんの余波なのか、バラエティーに…

『枕草子』、ずけずけ言ってるけど、雅やかだから、ぎとぎとしてない。

トピック「最近おもしろかった本」について くさくさした気持ちが消せない時は、古典に手が伸びます。時間を経ているもののほうが、その隔たった分だけ、ゆったりさせてくれます。古文漢文、物語や日記、和歌、漢詩どれにしようか…。ちょっとスカッとしたい…

『舞姫』 森鷗外の自筆原稿、4600万円です。

高校の国語教科書には定番教材がいくつかあります。 <a href="http://naorhythm.hatenablog.com/entry/2013/10/07/022349" data-mce-href="http://naorhythm.hatenablog.com/entry/2013/10/07/022349"&g…

アイドルだったのりピーは国語教科書の小説に登場していた

南木佳士『ウサギ』:「清い心は弱い」 ・テレビの番組に酒井法子さんが出ていました。教科書に掲載されていた小説を思い出しました。 ウサギは寂しいと死んじゃうってのはほんとかなあ。 ・小説の始まりのことばです。この小説での授業が終了した直後に、彼…

百人一首がわからなくても小野小町の歌は有名

北野天満宮 絵馬所 三十六歌仙 小野小町の額 ・百人一首がわからなくても知っているほど有名な和歌1位(マイナビ・ウーマン 調べ 11.25の記事)は 花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに 美しい桜の花の色は、色があせ、衰えてし…

仁和寺にある法師

11月の仁和寺 春、桜の名所ですが、五重塔と紅葉もいい感じです。 中高校生は『徒然草』「仁和寺にある法師」で知っているお寺ですね。 仁和寺にある法師……ととなえていたら、 わっ 仁和寺にある法師! 五重塔と紅葉と御坊様…偶然に出会うことができました。

錦秋の候

大徳寺 永観堂 哲学の道 永観堂 ライトアップ 2013年11月17日(日)の京都の紅葉 ・来週あたりが紅葉全開だと思いますが、緑と黄色と赤と、この時期の紅葉も美しく、 多くの人がそれぞれの名所に集まっていました。 このたびは 幣(ぬさ)もとりあへず 手向…

今日は11月11日、だからってなぜ「菅原道真」か?

道真没後1111年:夕方、テレビのニュース ・今日はゴロ合わせのいい日で、さまざまな記念日だったようです。来年の11月11日も話題になるでしょう。でも、菅原道真は今日だけの「1111」です。 ・NHK NEWS WEBでは、「京の都で要職にあった菅原道真は、大宰府…

東下り

『伊勢物語』 ・授業で教えている時は何とも思わなかった「東下り」の冒頭が、ここ2,3年前から頭にちょくちょく浮かぶようになりました。 ・大学では、中古文学ど真ん中のゼミで、『蜻蛉日記』(古文の教科書によく登場する、今風にざっくりと簡単に内容…

「富士には、月見草がよく似合う」

『富嶽百景』太宰 治 ・評論も小説も、読み取りのコツの共通点は「近寄る」ことです。 富士には、月見草がよく似合う 未だに熱狂的なファンを持つ太宰治の『富嶽百景』は、高校1年の教科書に載っています。太宰の作品も夏目漱石と同じように、作品それぞれ…

「美しい『花』がある、『花』の美しさという様なものはない」

はじめての小林秀雄:朝日新聞 文化 12版 2013年10月28日(月) ・出た!小林秀雄さん。今年が没後30年だから、2014年の国語のセンター試験第1問【評論】で出題されるかも…と思っていたら、一年はやく、今年(2013)のセンターで出てしまいました。前年度に…

「ゆとり世代」とつい言ってしまうこと

「棒」「帽」 ・「棒」という漢字、意外と間違って覚えている人が多いのです。右側の中の、「二」に「I」を「十」にしてしまったり、「帽」の右側を「日」二つにしたり…

棒なら、猿にだって使えるんです

『棒』 ・ノーベル文学賞の候補と目された安部公房の短編です。最近は『安部公房とわたし』という本が話題になりました。超現実的、前衛的、いわゆる「シュール」。高校生にはなかなか手ごわい作品が多いのですが、毎年の夏休みの読書感想文に、『砂の女』を…

私は今、人生を改めて最初からやり直そうとしています

『七番目の男』 ・明日、ノーベル文学賞が発表される予定ですね。私は熱狂的なハルキストではありませんが、現在、世界中で親しまれている日本の代表的な作家ですから、そろそろ今年あたりと期待しています。 ・高校の教科書で、『七番目の男』を読んだ人も…

若者の能力を引き出せ 2

Eテレ「知恵泉」 ・先週に引き続いて、いかにして夏目漱石が、若者の能力を見抜き、その能力を開花させたかがテーマでした。今日のキーワードは「見抜く力」。 ーー理想を追い求める完璧主義者タイプは「絶えず挑戦させ続けろ」 ーープライドの高い天才タイ…

あなた、待っていられますか

『夢十夜』 ・夜寝たと思ったら、気が付けば朝になっているほど熟睡できるので、夢を覚えていません。きっと見ているはずなのに。ずっと前、若かったころ、友人は驚くようなことをしていました。寝たあと、「夢を見た」と思ったらすぐ起きて(夜中でも)、「…

嗤《わら》ってくれ。

『山月記』 ・高校2年生の5、6月に『山月記』を習った人も多いはず。高校の国語教師志望の人は教育実習で研究授業をした人もいるかも。 ・高校1年生で『羅生門』、2年生で『山月記』『こころ』、3年生で『舞姫』が定番でした。学校によって、年代によ…

大学は出たけれど

大学は出たけれど(短縮版) その一 - YouTube 新世代が解く! ニッポンのジレンマ ”救国”の大学論 ・9月29日(日)0時から放送のEテレの番組です。録画をしておいたので、10月になってから何度か見ました。 ・国語の授業で、LHRで、あるいは大学入試…

若者の能力を引き出せ

秋の夜長は読書とブログ ・10月1日(火)Eテレ「先人たちの底力 知恵泉」を初めて見ました。 テーマは「若者の能力を引き出せ」だったのですが、なんとお手本は「夏目漱石」先生。 <知恵一>孤独な若者のタイプには → 指導者ではなく理解者であれ 漱石…